今年は読書ログを毎月書けきたいと思っていたら、コロナで気が滅入ってしまい、読書量も減ってしまいました。
幸い6月の読書量は元に戻りつつあるので、今後は続くようにしたいです。
ということで、今年前半に読んで良かった本を5冊上げてみます。
スタンフォード式人生デザイン講座
人生設計を今から考える若い方、また新しく人生を立て直したい方に向けた、デザイン思考を応用した人生設計のワークブック。
シンプルに本質をついてくる質問がいいです。ワークブックなので、手順を追って質問に対するメモを書いたり、マインドマップを描き出したり、やっていくことが多いので余裕のあるときに手に取られるといいかもしれません。(私はステイホーム期間に2回くらい読み返して作業しました)
この本を使ってみて印象に残った点は、人生観と仕事観の相違点をなくすには?という箇所、人生のプランは3つくらい作った方が良い、などデザイン思考っぽい考えで、小さく試し小さく改善していく方法を持ちつつ、進みたい方向を忘れないようにするための本だと感じました。
最後に近づくにつれて、自分だけでこの本の作業をするのではなく、数は少なくても仲間と話し合って、支え合っていくことが自然と盛り込まれています。個人的にはちょっとハードルが高い…。
でもざっくばらんに話をする仲間を見つけることが、ジョハリの窓をうまく見えるようにしてくれる可能性もあるのでしょう。数は少ないだろうし、自分と合う人なんてそういないだろうけれど、でも探さなければ見つからないよなと思ったのでした。
まんがでわかる7つの習慣
7つの習慣。書籍を持っていた気がしていたのですが、探しても出てこないため、マンガ版で読んでみました。
手軽に何度も読み返せるとことが良いですね。厚い本は開くのが億劫になるので。
働く大人のための「学び」の教科書
学びたい気持ちはあっても、何から手をつけて良いか分からない。と言う場合にこそ、こういう本を手に取ってみたらいいのでは?と思います。
楽しいことを自分で増やしていくことが、生命線になる時代になる気がしています。
人間にとって健康とは何か
斎藤さんは精神科医で、健康についての専門家とは言いづらいと最初に断りを書かれていますが、内容としては健康と幸福について斎藤さんが調べ上げたことをまとめた本で、十分読み応えのある本に仕上がっていました。
サブリナ
コミックとは言いにくいし、大人の絵本という言葉が適切どうかも分かりません。すごくコミックには近い本だと思うのですが。
正直、あまり内容は理解できたと思えないお話でした。ある殺人事件のお話なのだけれど、事件の様子を描くのではなく、事件が起こって傷ついた人たちが漂流してどこへ流れ着いたのか、というお話だったのだと思います。
おわりに
実用書については、幸福について本を読み続けている感じです。
いろいろ読んできましたが、この話は別の本にもあったな…という箇所も認知できるようになってきました。一定の真理めいたものがあるのでしょう。
そうした真理めいたことを手っ取り早く読みたい方は、斎藤環さんの本が良いかもしれません。
何から始めれば良いのか分からない方は、『働く大人のための「学び」の教科書』。
使える時間があって、自分の設計をやり直すと言い切れる方は、『スタンフォード式人生デザイン講座』が良いでしょう。
私もいい加減、行動していける人間になりたいものです。