ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

フロンティアはどこにある?

SNSサービスがいろいろ出来始めたとき、SNSを公園のようだと思っていた。めいめい集まって砂山を作って遊んだり、遊具で遊んでいると思っていた。

SNSが生まれて10年以上経ち、雰囲気はすっかり変わってしまった気分だ。

公園で遊んでいる人もまだいるけれど、公園に街宣車で乗り付けて拡声器で叫んでいる人もいる。声が大きいぶん目立つ。以前はもっと少ない人数だったはず。そして、公園がうるさいから緑地にしてしまえという人もいるように思う。

SNSが広く認知されるようになってきたころから、雰囲気は変わったのかもしれない。

 

 

SNSアーリーアダプターだった人たちが、昔を懐かしむことを言われている。

当時だって、例えばオタクの知識量や技量はバラバラだったが、でもまだネットの世界で慣れないお絵かきやテキスト、写真を見せあって楽しんでいたと思う。

10年経って、ひたすら創作的趣味を続けた人とそうでない人の間には、技術的に深い谷ができた。

ネットでSNSで創作物を見せることができるようになって、創作する人が雨後の筍のように増え、それぞれが得られるリターンは減り、専業で食べられる人はもうほとんどいないような世界になっている気がする。

今の若い世代が、既存のジャンルに新規参入する心的な障壁はすごく高いのだろうなと思う。

だからこそ、食べていく手段を確保した上で、創作をするようにと言われるようになったのだろうし、新しい技術によって生まれる新しいジャンル、Youtuberのような新興ジャンルが人気になったりするのだと思う。

 

まだオタクという言葉が、世間の日陰を指していてた時代に、SNSはオタクが集まる場所になり、世界のフロンティアがここにあることを知っていた。

でも今は違う。もうオタクというカテゴライズは有効でなくなっているか、細分化されすぎて全体がよく見えないように思うし、SNSも認知され一般化されたものになった。

今のフロンティアは私の妄想だと、VR空間にあるんじゃないかと思っている。