ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

どこに住みたいか

地震で気が参ってしまい、田舎に数日間滞在してきた。

田舎にいると、街の生活で普段どれだけ疲れているか分かる。例えば、隣家の戸の開け閉めの音や、家の表を通る自動車の音や人の声は聞こえてこない。単に住んでいる家の防音が良くないのかもしれないが。

縦に長い日本列島、温暖か寒冷か、都市か田舎かといった特色は、日本各地の文化がチェーン店で平板化されても、やはり地域に残っている。

 

私が旅行に行って、住んでみたいと思った地域は、東北や北海道である。街や人の雰囲気がのんびりしているところがあって、好印象が残っている。雪の苦労は知らないし、田舎の人づきあいの難しさも分かっていないから、印象がいいのかもしれない。

住んでみて良かったのは、横須賀だった。人口の多い街に住んで、居酒屋に通うようになると、人との出会いがたくさんあった。『WORK SHIFT』には、友だちができやすい土地を選んで住むことを勧めていた。でも、通勤通学の環境が悪いせいか、イライラしたり、疲れている人も多かった。

 

私には田舎生活が向いていそうだ。しかし田舎には仕事がない。人との出会いもほとんどない。また今後訪れるであろう、地方都市の縮小や、化石燃料の枯渇からの車社会の未来を考えると、関東圏に住むのがベターだと思う。人を集めにくい場所で、力を合わせて頑張るのは素晴らしいことだと思うが、自分単独では難しい。

 

人によっては起伏のない平穏な生活が幸せであるし、歳を取るにつれて平穏に幸せを感じるようになるそうだ。

しかし私はこの歳になっても、しばらくの間は刺激のない生活に安らぎを覚えても、刺激がないと物足りなくなってしまうようだ。

住み慣れた土地に愛着を持つことは、一般的にはいいことではあるが、ゆでガエルになるのはいただけない。

私の場合、街と田舎の2拠点生活がその解決策なのかも。お金と時間が必要になるから、現実的なとはいえないけれど。