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ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

亀泉と八海

 関東に住んでいたころは、横須賀にある掛田商店という有名な酒屋さんによく行って、日本酒を買って飲んでいた。
 関西に引っ越してきて、長らく日本酒が手に入らない生活をしていたが、地元の酒屋を調べてみると、地酒を扱っているお店がいくつかあるらしく、梅雨の合間をぬってお店を訪ねてみた。

 

 お店には大きな冷蔵ケースが2つ。小さな低温室もあった。常温の棚が一番大きかった。気になるのは、冷蔵ケースの中のお酒。掛田商店で目にしたことのない日本酒が多い。一升瓶の方が多かった。
 あまり下調べせずに行ったので、これが欲しいと購入を決めていた日本酒もなく、四合瓶で1500円くらいの日本酒で気になった亀泉純米吟醸原酒CEL-24(生)を1本買ってみた。おまけで八海のあまざけも1本買ってみた。
 帰ってきて、亀泉(かめいずみ)を調べてみると高知の酒蔵らしい。関東で四国のお酒はなかなか飲めないので、けっこううれしい。

 まずは甘酒から。
 グラスに入れてみても、米の香りがあまりしなかったので、「どんなものかなぁ」と思ったのだけれど、口に入れてみたら「甘い!」。砂糖は使っていないらしいけれど、びっくりするくらい甘い。でもあとに残らない。普段家で作ってもらう甘酒は、もっと米の味があるけれど、これは米の味がほとんどなくて、クセが無い。おもしろい飲み物という印象だった。

 続いて、亀泉。
 四号瓶が半透明の袋に入っていて、ラベルには情報が書いてあったのだけれど、よく読まずに瓶の雰囲気で買った。
 グラスに注いでみると、吟醸香の甘い香り。「味は?」と思ったら、こちらも「甘い!ひょっとしてこれは甘口?(そのあたりの知識は私に全くありません)」と思って、ラベルを見ると日本酒度-12(マイナスに行くほど甘口)、確かに甘口だった。思い返してみても、甘口の日本酒を飲んだことが無い気がする。
 「甘い......しかし、香りとのバランスもあって、おいしい」。

 人によっては甘いお酒は嫌いだと思うが、甘いけれど、香りがパンと広がって、後味すっきりなので、嫌な甘さではない。私は甘いカクテルも好きなので、特に問題はない。ただお腹にたまる感じなので、一度にたくさんの量は飲めない感じ。
 HPでは、日本酒が苦手な方や女性におすすめ、とあった。慣れない人に日本酒をおいしいと思ってもらうためのお酒だと思う。