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ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

M×U ― 砂を折る ― Vol.22

光さえ届かぬ場所にもきっとある
降りそうな空咲きそうな花

M×U ― 砂を折る ― by 小出マワル@BoundaryRime & うさうらら@usaurara

 

 場所は駿河湾沖。地球深部探査船「ちきゅう」に乗船するために、通船という小さな船で、岸壁から「ちきゅう」に向かっている間に撮った。2009年くらいだと思う。
 この写真は、自分にしてはハイキーな写真になってしまっているが、意図せずこうなってしまったのを、面白がって何枚か撮った記憶がある。まだカメラを使いこなせてなかった時代だったのかな?
 「ちきゅう」は全長200mを越える大きな船だが、何より船の上に突き出したやぐら(デリック)が70mあるので、近くで見ると数字より大きい船に感じられる。まるで壁か城のような船だった。
 「ちきゅう」は掘削ドリルを1万mまで伸ばせるのが売りで、いずれ地球マントルに達する深度を掘削すると言われているが、未だマントルには達していない。(はず)
 次に小説のようなものを書くとしたら、「ちきゅう」に乗船したときの話にしようかなと、ぼんやり思っているのだけれど、どうなることやら。
 
 うささんの詠んだ短歌は、すごく幻想的でいいなと思った。「深海航路」に書いたのは、深海には何にもない、ということだったけれど、もうちょっと変わったところに行けば、これは面白い風景だ、というところはある。ただ私が乗船した経験では、無い。
 降りそうな深海の空と思い描くと、熱水噴出口のモクモク吹き出す黒煙なんてそうかも知れない。実際降っている深海の空は、マリンスノーかな。
 200m以深は光が届かないので、深海と定義されているのだけれど、200m以深でも光合成をする細菌が見つかった例もあるので、実際にはちょっとぼんやりした定義かも知れない。
 しかし植物プランクトンは、深海には生息していないだろうし、まして地上で見かけるような植物は深海にいないので、深海で花を見ることはない。
 が深海に奇妙な動物が、植物のような形状で生息していたり、花のようなものを身につけていたりはする。
 深海は誰もが簡単にアクセスできる場所ではないので、まだまだ見たことの無いような生物がいるのだろうなぁ。

 

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「深海航路」は第3回テキストレボリューションで委託販売する予定です。

カシパンドローム@第3回 Text-Revolutions委託-42 - Plag!

mawaruk.hatenablog.jp

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