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ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

M×U ― 砂を折る ― Vol.20

写真 短歌 コラボ

ポケットに突っ込む手にまた春が来て
残り時間を気にして歩く

M×U ― 砂を折る ― by 小出マワル@BoundaryRime & うさうらら@usaurara

 場所は地元駅前。
 陸橋は階段の上り下りが面倒なので、ずっと避けていたのだけれど、去年の夏くらいから、陸橋にのぼったら風景の見え方が、中距離を見渡せる風景になって面白いことに気づいて、なるべく陸橋を見つけたらのぼるようにしている。
 眼下に見える、というほど高い陸橋でははないけれど、陸橋からみる横断歩道は駅前なので、いつも人が大勢渡る。そうなると、写真のバランスをとりたいときには、被写体として向いていない場所になってしまう。
 しかし信号が変わるタイミングでは人もまばらで、写真は撮りやすいが、どちらかというと信号をあまり気にしない人が渡っている印象だ。
 交通量は多いところなので、本来なら信号の残り時間をもうちょっと気にした方がいいのでは?と見ていて思う。


 うささんの短歌は、春までの残り時間なのか、信号の残り時間もかかっているのかな?と思うのだけれど、それは中心に写っている男女や、左下のスクーターに乗った若そうな人にしてみれば、また春がくるという感じかもしれないけれど、左上の電動カートに乗っている高齢者にしてみれば、あと何回春を迎えられるか、という人生の残り時間も含まれてくる気もする。

 このコラボも、残すところあと4回かな?こちらも残り時間が気になってきました。