ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

M×U ― 砂を折る ― Vol.16

温もりは言葉の檻をやすやすと
ぬけてダウンロードされてゆく

M×U ― 砂を折る ― by 小出マワル@BoundaryRime & うさうらら@usaurara

 

 場所は、北海道。千歳空港からバスがでている、ノーザンホースパークで撮った写真。
ノーザンホースパークは馬を間近に見られて、触れることもできるので、良い場所です。
馬の顔は骨ばってて、思っているほど毛は柔らかくなかったな。

 

冬場だったので、馬の息が白くなるのが美しくて撮った写真なのだけれど、馬は気まぐれで、息を照らす太陽光線は時々刻々と変化するしで、なかなか難しかった。でもあの感じは、写ったのかなと思っているので、気に入っている写真です。
 馬をじっくりと見るようになったのは、一時期競馬にはまったからで、ギャンブルも楽しんだけれど、馬の筋肉が躍動する感じや、走った後に呼吸が乱れていたり、馬の思慮深い感じのする目も好きです。
 気性の荒いサラブレッドは怖くて近づけないけれど、ノーザンホースパークにはサラブレッド以外の種類の、おとなしい馬もたくさんいるので、本当におすすめです。

 

 今回の短歌は、インターネットを介して、人の温もりが伝わるかということなのでしょう。
 そういうものがあると感じられる一方で、ネットで伝えられるデータは、言葉や画像であって、温もりは含まれていないのです。
私も情報を送り出すときに、気持ちを込めたりしますし、そういうものが不思議と伝わってくると感じることもあります。
 でもその温もりはどこにあるかというと、受け取り手の人生を積み重ねてきた経験が、データに温もりを感じさせているのだと思います。
受け取った人の中に、その情報が寸分違わずピタッと収まる引き出しがあるとき、情報の中身が伝わって、相手に対する想像から温もりを感じる。
 面白いもので、海外のSNSで英単語だけのやりとりだけでも、温もりを感じたりもしますし、日本語で長文をやりとりしたときも、相手の熱量を感じます。
 そういう相手に対する尊敬を感じられるやりとりは、いくらあっても楽しいですし、ネットの虜にもなってしまうなと思います。