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ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

そこに夢はありますか

雑記

togetter.com

 

 若い未開花なマンガ家は、勤め人をしながらマンガを描く、というのが前提になってきたらしい、というまとめを読んだ。
創作に携わる人が、勤め人をしながら創作を続けるというのは、別に最近始まったことじゃない。
 2006年に出版されている、谷川俊太郎著「詩を書く」の中で、「近頃は詩を書く人は、勤め人をしている」という内容のことが書かれていた(と思う)。今の日本で詩を書くだけで食べていけているのは、谷川さんだけだろう。
これを読んだときに、大きなシステムがないと創作ができないジャンルや、経験を積んで特殊な知識を持っていないと創作できないジャンル以外は、早晩サラリーマンをしながら創作をすることになると私は思った。
しかしこの著書の中で、谷川さんはそういう風にして創作することを否定はしないけれど、素人作家がたくさんいることに対しては、それでいいものが作れるのか、という否定的な立場だった(と書いていた気がする)。
 創作専業で食べることは難しい、ということがネットで簡単に調べられるようになったから、専業にならずに兼業で、創作をしながら生活するためのお金の安定が欲しい、ということを求める人が増えたのかな?と思う。
 確かにプライベートで副業的に創作ができる職場環境があるなら、専業になっても食べていける足がかりがみえてくるまでは、兼業でいられるなら、その方がいいとは思う。 
 ただ、ずっと兼業でやっていく考えで就職するのも、もったいない気がする。歳を重ねれば、結婚したり、子どもができたりで、生活に時間を取られることになる人が大半だと思う。
そうなると、花開く前に途中でで諦めざるを得ない人も出てくる気がする。花開く人が、若くして花開くとは限らないからだ。とにかく、創作を続けられる環境づくりが大事だと思う。
 とは言え、こういうまとめを読んで、頭で分かったような感覚になって、これこそが賢いやり方だと蔓延するのは、夢がないなと思う。どうしてみんな失敗を、そこまで恐れるんだろう。