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ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

M×U ― 砂を折る ― Vol.8

くちべにを探せないまま踏みしめる

熾火のような朽葉のオレンジ

 

M×U ― 砂を折る ― by 小出マワル@BoundaryRime & うさうらら@usaurara

 

場所は神奈川県の八景島パラダイス。水族館が有名だけれど、島の中は遊園地にもなっている。
この写真、確か初音ミクのイベントを開催しているときに、ひとりで訪れて、撮ったことは覚えているけれど、どんな気持ちだったかまでは思い出せない。
「けいしちょう」という文字と、かわいらしいパトカー、そして路面のまぶしいオレンジ。写真の色味は編集してあるので、実際の色とは違うのだけれど、一番は色に惹かれたのだと思う。水色を少しだけ入れようとしている感じもある。

 

うささんの短歌の中にも、オレンジと出てくる。
くちべにが探せないまま、ということは口紅は塗っていないのか、本意じゃない色を塗っているのかもしれないけれど、そういう時は自分なら表通りは歩きづらい気もする。
そして熾火(おきび)。オキは薪の燃え残ったあのオレンジ。たき火が終わっていく、静けさがある。
くちべにを探せなかった女性は、静かに朽葉を踏みしめて、どこへ向かうのだろう。