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ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

最近の自分の写真について

写真を始めた当初は、良好な人間関係も一気に増えて、写真作品が売れて順風満帆で、プロになりたい気持ちもあったのだけれど、グループの写真展に参加する事もしなくなり、写真作家の現実もいくらか耳にして、写真で有名になりたいという熱も冷め、アマチュアがすっかり板についてきたことを感じる、写真歴6年目の今日この頃。
自分の写真に対する気持ちが、最近変わってきたか、もしくは新しい視点ができたのかなと思う。
 
それは、相変わらず自分の撮った写真で、SNSやブログでコミュニケーションしたいとは思っているのだけれど、私の写真を見る人には、私の写真を見るよりも大切な事や、関心事があるだろうということを思い始めたことだ。
そこで、自分の撮った写真が持つ価値とは、写真を見た人の気分転換というか、大切な事から一瞬気をそらした時、あるいは大切な事に煮詰まった時の、箸休めみたいな写真になってくれていたらいいなと考えている。
 
そうなると、プロでもアマチュアでも、撮った写真がギャラリーで販売されたり、展示されたりする事は、写真を撮る人間にとってすばらしい栄誉だけれど、自分が目指したい方向とは違う気がして来た。
 
今思っているのは、ささやかな写真を撮りたいということ。
 
それは自己顕示欲が消えてなくなった訳でなく、ツイッターやブログ、はてなハイクで写真を見てもらって、自分が働きかけられる人間関係が可視化されて見えてきた上での、自分の素直な気持ちなのかもしれない。
そして、SNSやブログで不特定多数の誰でもいいから見て欲しいという考え方から、具体的な誰かに見て欲しいという気持ちに変わってきたのかもしれない。
 
自分が今出来ることの限界もあるけれど、やりたいことは平熱の、素面の人生を写真に残して、見せてゆくことだと思っている。