ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

何を売っていますか?

noteで有料コンテンツを作ろうとか、minneでポストカードを売ったり、というのは、「結局、何を販売しているのかなぁ」というのを、最近よく考える。
ポストカードだと物が届くので、単純に商品の対価として受け取っている、という考え方も出来る。だけれど、それだけで考えると、既に行き詰まった大量生産、大量消費の縮小版をやっているだけで、味気ない気がする。
ポストカードだと、写真をプリントしているだけなので、手作り感も薄いし、ポストカードに+αできるのは、一体何なんだろう。
 
noteで有料コンテンツを購入すると、コンテンツがメルマガ形式で届いたり、自分のライブラリーにコンテンツが入ったり、リアルでコンテンツを消費したときと、なるべく近い形のやりとりがなされるものの、買い手と作り手の間で動いているのは、データである。
データは複製できる。コピーアンドペーストで拡散の波にでも乗れば、値崩れした味気ないコンテンツになってしまう。
データだけの販売するのは、それが十全に出来れば誰も苦労しない、という事のようにも思える。しかし仮にそれができても、やはりデーター+αの+αがお客さんに渡せないと、何かが足りていないのではないだろうか。素材を売りたいなら、話は別だと思うが。
 
自分の中ではまだ答えは出ていない。しかし今思っているのは、そこで買い手に渡すべき物があるとしたら、作り手の世界観や自分の価値観を、買い手に消費してもらうために、「物語」を作品やコンテンツにのせることなのではないだろうかと考えている。コンテンツ自体に、情報や意味があったり、感情に訴えかけるのは、前提条件としてある話だと思う。

そのためには、買い手に向かってコミュニケーションしていくことが、欠かせないように思う。作り手が作るコンテンツの本質に向かって延びる、補助線のようなコミュニケーション。まあ具体的に何か、ということは思いつかないので書けないし、物語というのは、物語が好きな私のフィルターのかかった、推測なのかもしれない。
 
あなたが売っているものは何ですか?