ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

2019年下半期の読書まとめ

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今日は年末の走り書きです!

 ツイッターのTLを見ていて、いろいろおかしいねと思う年末です。

 

この世は、おかしなことで満ちあふれている

どこもおかしくない世の中が歴史上一瞬でも存在したことは無い

世の中はいつもどこかおかしい

おかしいねと言いながら自分の好きなことをやっていく

虫眼とアニ眼 (新潮文庫)

 

 このやり方で、この先も通用するかは知りません。

 自分は選挙の投票に託すだけですが、最近は自分がおかしいと思うことをおかしいと思わない人も、けっこういるのかもしれないと思うのです。

 今、社会を動かしていると思っている人に、それが見えていない可能性は、なんだか高い気がします。

 戦後の高度経済成長期を経験して、経済と技術が発展すれば問題が解決する時代を生きた世代であり、楽観的に問題を先送りしてきた世代には。

 

 今年は、はてなハイクが終了し、自分の居場所の半分以上が消えたような気持ちになりました。

 もとより、形骸化しつつある場所ではあったのですが、消失するとそこにあったツナガリも自然と揮発していきます。

 

 自分が今年試みたのは、地元で社会人の写真サークルを作ることでした。

 2回試みて、自分の体力不足で次の開催にこぎ着けられておらず、なかなか情けない状況。

 この停滞で、自分の中で写真への興味がさらに薄まっていく感じがして焦っていますが、急いては事をし損じると、体力回復に専心しているのが現状です。

 

 サークルのような活動は、世の中の社会的分断や、中年世代の孤立に対する、自分が出来る範囲での行動です。小さなツナガリです。

 顔をあわせる確かな居場所が自分には必要で、細々とでも行動で示していきたいのです。

 

さて、私の下半期の読書トピックスは5つでした。

  1. 自分との付き合い方
  2. 他人や社会との付き合い方
  3. 居場所について
  4. 心を動かす
  5. ストレス発散方法

 

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今年はたくさん本が読めました

自分との付き合い方

 自分の自意識がどのくらい過剰か、他人と話し合った経験がないので比較できないのですが、コンプレックスは強い方でしょう。

 『ナナメの夕暮れ』や『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)』など若林正恭の本を読んで、強い自意識と折り合いをつけるには、「小さなことにも感謝、感動すること」と納得しました。

 

 東田直樹『社会の中で居場所をつくる』に書かれていた、Q&Aで刺さったのは、

自分らしさは自分しか出来ないことを探すことではない
誰でもやっている日常を、自分なりの判断で乗り越えること

 自分らしさとか、自分のアドバンテージを探してしまう癖が、自意識を強化したりすることがあると感じます。

 引用にあるのは、自分のスペックにすがるのではなく、生きる姿勢のあり方の問題なのだと読み取りました。咀嚼しきれていないですが、これも「小さなことに感謝、感動すること」につながる気がします。

  

 

他人や社会との付き合い方

 この手の本を多く読みました。中でも、pha『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)』冒頭で出てくる所信表明のことばが深く残り、ここからサークル活動が必要だと考えるようになりました。

自分が何を好きか、何をしているときに一番充実し、幸せを感じられるか把握する。1人で孤立せずに社会や他人とつながりを持ち続けること。

 この本では居場所をどう作るかの方法論を具体的に項目をあげていて、実用性が高いです。後は、行動するだけとなりました。

 

 そして、phaさんからの京大つながりで、山極寿一『京大式 おもろい勉強法』は、人付き合い、人とわかり合うことの方法論が示されていて、人付き合いが難しくなったと思っている方に読んで欲しいです。

 タイトルにもあるように、人付き合いの要は

相手に耳を傾けさせるような「おもろい」ことを言う。

 であり

相手のメンツを考える。

 

 この2つ、全然出来ない自分が嫌になりますが、自分が面白いと思うこと、偏愛を語れるような何かがつくりたいです。

 また、この本で面白かったのが、お酒の飲み方を具体的に指南し、なぜ人付き合いにお酒が必要なのかページを割いています。

お酒を飲むと、相手とリズムを合わせやすくなり、相手を引き込みやすいし、乗せやすい。「そうそう、そうだよね!」と興奮して自分からも相手に乗れる。されに自ら提案もできるようになる。普段とはテンションも変わってきます。ここが大事なところで、同調した記憶が自分の身体の中にあると、「自分にもそういうことができるんだ!」という自身として積み重なっていくのです。

同調は人間の幸福感に繋がっているので、私たちは基本的に同調を楽しむことができます。典型的なのがお祭りです。お祭りには必ずお酒が入る。

p163

 

 なぜ楽しい飲み会が存在するかという解説。分かりやすい!
 

 嫌な人との付き合いは、東田直樹『社会の中で居場所をつくる』より

仲良くしなくて良い
あるがままに共存する

 

 しかし、同じだったり、違ったりする他人の考えを確認しながら、繰り返し時間を過ごすことで、自分の意識が深まり、自分の生活・人生ができます。だから、合わない→排除、は急がなくて良いと思うのです。

 そして、山極寿一『京大式 おもろい勉強法』より最後に。

時間をシェアしないと孤独は消えない

p109

 山極寿一が、アフリカでゴリラの研究生活を送るにあたって、現地でゼロから作った人間関係をベースに、人付き合いが綴られています。

  

京大式 おもろい勉強法 (朝日新書)

京大式 おもろい勉強法 (朝日新書)

 

 

心を動かす

 椹木野衣『感性は感動しない』は、何気なくしている芸術の鑑賞に、切れ味よく形を与えています。また、創作活動にも言及していて、面白い内容です。

 

自分の汚れを作品に映して
しっかり見届け
そこから先へ進んでいく糧にすれば良い

p8

 

むしろ雑念が良い

 

自分が良いと思うことの裏付けをしていく

p44

 

 ここでも、やはり「偏愛」が重要だなと思う訳です。

 あと、雑念で良いという答え。

 読んだり、話したり、仕事でも何でも、意味を強く求める時代になっている気がしますし、自分もそうですが、雑念で作品を作っていくというのは、見栄え重視の人にはできない離れ業でしょう。でも例えば自分が撮っている写真で、しょうがなく雑念になる場合はあって、あれでよかったのかと一安心したりしました。

 作品の作り手も雑念で作る、受け手も雑念を感じ取れば、それでOKでしょう。答え合わせは必要ないのです。

 

 

感性は感動しないー美術の見方、批評の作法 (教養みらい選書)

感性は感動しないー美術の見方、批評の作法 (教養みらい選書)

 

 

ストレス発散

 突然の打ち明け話です。

 私は今年の夏に、ニコチン摂取をやめました。

 紙巻きたばこ自体は、年単位でやめていたのですが、電子たばこもやめまして。(いろいろ健康被害が報じられる前でしたが)

 

 するとどうでしょう!

 

 襲いかかる激しいストレス!

 

 行き場を失った負のオーラは、私の頭を襲い、毛髪が限界集落と化し始めたのでした!

 

 冗談では無く本当に夏以降、調子が出なくてしんどいのです。

 ニコチン以外で、ヘルシーなストレス発散方法を見つけることが急務です。

 

 最近は、旅行ガイド本として、散歩やサイクリングの本を読むようになりました。

 近隣の府県でも、これまで行ったことはくても、興味の持てる場所がたくさんあることがわかるだけで、いつか行きたいという前向きな気持ちにさせてくれます。

 

関西の自然さんぽ スニーカーであるく24コース (諸ガイド)

サイクリングを楽しむ本 関西版 (エルマガMOOK)

 

 また、最近やってこなかった料理も再開したい気分になっています。おいしくて楽しい、良い方向に行けば…。

 

 そして、ツイッターハッシュタグをまとめた本ですが、気分転換にめくってみたら存外おもしろかったのが、みんなの失敗談。

 

#どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト

#どれだけのミスをしたかを競うミス日本コンテスト

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/08/01
  • メディア: 単行本
 

 

 あるあるから、そんなことある?というような、失敗談で笑えるのは、「お前もかよ…笑」という、横のつながりの笑いで、心地よいモノです。

 

 

最後に

 今年はこんな調子で読んだ本が、100冊を超えました。いろいろ読書のジャンルホッピングをして道草している自分が、なんとか生きる道を作るきっかけを読書に求めているのでしょう。

 ここまで本をたくさん読む必要もないと思います。読書に追いかけられてる感じもしましたから。

 でも読みたいと思う本が、たくさんあったのです。出会っちゃったら読みたい。そんな下半期でした。

 多読がいいのではなく、読むことで目を肥やし、今まで見えていたものが新たな視点で見られるようになりたいと思っています。

 

発見の旅とは、新しい風景を探すのでは無く、新しい目でモノを見ること

マルセル・プルースト

 

 どう生きるのが善く生きることなのか、しょぼくても創ることを続けていきたいと思った、2019年下半期読書まとめでした。

(引用のページがあやふやになっていて、もうしわけないです…)

ブログ若干の変更のお知らせ

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カタカナの名前ばかりになりました



 こんにちは。ばにーです。

 写真ブログの名前を「パイログラフィリカ」に変更しました。

 

 今一度、利用中の3ブログをどういうつもりで運用しているか/していくか、備忘録メモを残しておきます。

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ざっくりと

 大きな変更点は、写真を撮る頻度が低下することが考えられるため、「週報」を写真ブログからウサギノオトに移します

 

 引き続きよろしくおねがいします。

 

 更新頻度が上げられると良いのですが、どうかな~(^_^;)

Spotifyで再生数の多い日本のアーティスト(2019.11.20)

2019年もそろそろ店じまいが近づいて参りました。

Spotifyでは年末になると、今年自分がよく再生したアーティストや曲名を教えてくれます。毎年、こっそり楽しみにしています。Spotifyさん、今年もよろしくお願いします!

 

 年末になればSpotifyの全体ランキングも発表されます。

それを待てば、2019年のSpotifyの傾向が分かるのですが、私は「今」知りたいと思ってしまいました。

 

Spotifyの全世界ランキングは、私の調べられる範囲ではないと思いましたので、Spotifyに登録されている日本のアーティストと思われる方々のランキングを、人力検索で作ってみました。

人力検索なので、抜けがあったらごめんなさい。(というか絶対ありそうなので…)

 

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それぞれのアーティストの何という曲が、再生数トップなのか?は、Spotifyで確認してみてくださいね。

 

音楽発見サービス - Spotify