ウサギノオト

ぼんやりした考えを、コネコネしてみる。

マツダミヒロ『質問は人生を変える』

梅田悟司『言葉は武器になる』と似ている。梅田の本が理論とHow Toで書かれているのに対して、こちらは読みやすく、心に作用する感じ。

内容としては、自分が何をしたいのか、頭の中にあるぼんやりしている物事の輪郭をはっきりさせるために、自分に質問して、自分で回答しましょうということ。

ジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことをやりなさい』にでてくる、モーニングノートとも同じでしょう。

 

『言葉は~』や『やりたかった~』と少し違うのは、マツダミヒロはコーチングを仕事にしているので、そういったアプローチが目立つところ。

心の支えになったりするところ。そこがちょっとスピ系とも取れる。

でも、これはこれでいいのかも

 

「何をやりたいか?」と問いかけて、まっすぐYESと答えられるならやる、NOでもなくYESでもない「〇〇だけど△△だからやりたい」みたいなことなら、「なぜそう思うのか?」と問い直して、再度「(本当に)やりたいことは?」と問いかける。

もうこのあたりで、ダメな人はダメかもしれない。

 

この本にもご多分に漏れず、コーチングの本によくある「何の制約もなかったら、何がしたい?」という問いは出てくる。ダメな人はダメでしょう。

でも私は、この問いは良い質問だと思っている。

現実にがんじがらめになって、理想が見えなくなっているとき、夢を思い出すことが私には大事だから。

頭の中で輪郭のない思いを言葉にして見えるようにする、そしてそれを少しづつ実現するために、何をしていくのがいいか、それを自分で考えましょうということだから。

 

他人に満たしてもらう方法だけでなく、自分で自分を満たす方法を見つけましょうとか、出会いたい人と出会うための質問のHow Toとか、実践的なことも少しは書かれている。

マツダミヒロが出す質問に答えていくと、コーチングを受けているような感覚になったのでした。

質問は人生を変える

「言葉にできる」は武器になる。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。

趣味探しの道も日記から

趣味探しをされている方のブログを読んでの、私からの(けっこう長い)回答になります。


趣味も探しているときが、一番楽しいのかもしれません。まだ染まっていない反物を、何色に染めるかワクワク出来ます。

でも長らく趣味と呼べるものがないと、周囲の人との比較で不安や焦りが出てくるのかもしれません。正直、他人と比較して趣味がどうこうとか思わなくていいとは思います。そして、そんなに焦らなくてもいいとは思うのですが…。

でも、SNSやネットを見ていて、「趣味がある人はいいなぁ」と思われるのかもしれませんね。

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堺屋太一『人を呼ぶ法則』

初読は、うまいこと読まされてしまった。よく書けていると思った。

しかし再読すると、社会構造も一般人の懐事情も、「江戸時代の大衆演芸」と「現在のイベント」を同じ背景で語るのには、無理があるように思う。

本書に書いてあるのは、イベント開催の目的となるコンセプトや理念をしっかり作ろうということ、あとは運営をきっちりやるということ。

基礎ができていれば、つまりコンセプトさえ良ければ大流行するというのは、了見が狭い気がする。もちろん基礎がなくては、ダメだろうけれども。

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